生活習慣指導内容
~腸脳関係と認知症~
⼈間が病気になる5⼤原因は、有害物摂取、過剰摂取、栄養⽋損、ストレス、加齢です。
その中で加齢はどうしようもありません。また、ストレスは⼼の持ちよう・捉え⽅で対処できます。
その他、有害物摂取、過剰摂取、栄養⽋損についてはすべて「食事」と因果関係があります。
そのため当センターでは分子栄養学という医師や栄養士も勉強が追いついていない、
最新の栄養学に基づいた生活習慣の改善と指導を行っております。
食事と認知症
では、食事と脳との因果関係、つまり、腸脳関係をひも解いていきましょう。
腸漏れ症候群(リーキーガット)が脳漏れ症候群(リーキーブレイン)を引き起こし、
脳の神経細胞の死=発達障害や認知症が引き起こされると言われています。
食事、ストレス、毒素
腸内環境の乱れ
慢性炎症
腸漏れ症候群
(リーキーガット)
様々な症状
脳漏れ症候群
(リーキーブレイン)
認知症
リーキーガット(腸もれ)症候群とは
リーキーガット症候群とは、腸もれ症候群とも言われますが、腸内環境の悪化などにより、腸の粘膜の機能が低下して、腸の中の有害物質が体の中に入り込んでしまうことを言います。
通常、食べ物は、胃や腸で消化されて、腸に到着する頃には、消化酵素によって、とても小さな分子となっています。
そして、小さな分子になった状態でようやく、腸の壁を通過して、体内に入ることができます。
ところが、リーキーガット症候群になると、小さな分子でなくても、やや大きめな分子や、その他の有害物質も腸の壁をすりぬけることができるようになります。
リーキーガットがリーキーブレインを引き起こす
腸のもれ具合を調節しているのは、ゾヌリンというタンパク質です。
腸の細胞と細胞のつながりである、タイトジャンクションをゾヌリンが調節しています。ゾヌリンが増え過ぎれば、リーキーガット症候群になるということです。
脳には、脳を脳の外から守るブラッド・ブレイン・バリアー(BBB)というものがあります。
BBBがあるために、普段は有害物質は脳の中には入れない仕組みになっています。
ところがゾヌリンが増えることで、BBBが開いて、有害物質が脳内に入りやすくなると言われています。そのことを、リーキーブレインと言います。
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当センターでの
生活習慣指導内容
このように、腸脳関係が認知症と深く結びついているのをご理解いただけたかと思います。
難しい話のように聞こえますが、「栄養学に基づいた食事を徹底することで認知症は改善できる」ということです。
当センターではこのような徹底した食事管理とともに
生活習慣を見直すことで大きな成果を上げております。
認知機能テスト改善率 平均比較
認知機能検査、採血、画像診断により、
その多岐にわたる根本的な原因を突き止め、
原因に応じたプログラムを組み、
その方の認知機能悪化を
根本から改善していきましょう。